開発記録@
海砂、海水でつくる充電池
Ocean Blue Battery & Capacitor
【はじめに】

電力問題が叫ばれる昨今、つくった電力を蓄えておくバッテリーやキャパシターの重要性が取り沙汰されています。

(株)大成化研が提唱する新しい電力供給のビジョンは、地球の7割を占める海そのものをバッテリーとするシステムです。
太陽光や風力によって供給されるクリーンエネルギーを無限に蓄積することにより、家庭用、工業用からスマートグリッド
まで、あらゆる分野に応用が可能です。
 
【実験内容】
既存のバッテリーを使用せず、砂浜の海砂・海水に電気を蓄え、クリスマスツリーを点灯させる。
 
【目的】
海砂・海水に電気が貯まることを立証し、またその蓄電能力を検証する。
 
【実験方法】
平成23年11月25日、たつの市の新舞子海岸にてクリスマスツリーを作成しました。
@ 砂浜に2種類の電極を直接(※)埋め込みます。
海水を含んだ砂がそのまま電解液の役割を果たし、電池のユニットになります。

※今回は周辺の環境に配慮して下にタライを敷いています。

Aユニットを砂浜に埋め、充電を行います。
本来ならばクリーンエネルギーを使用したいところですが、今回は12Vの充電器を電極に繋ぎ、約10分間充電しました。

  Bユニットの中心に電飾付きツリーをたて、電極から配線します。

見事、電飾のLED(20個)が点灯しました。

ちなみにモミの木がなかったため、手近にあった笹で
代用しました。(笑) 
   
 
 
     Cこの後、LEDを40個まで増やしました。
LEDは100個用意していましたが、暗くなって配線が出来ず、また潮が満ちてきたためここで撤収となりました。
 
 
 
 
【結果・考察】
 今回の実験では、 40個のLEDが10分間の充電で2時間にわたって点灯し続けました。電極の素材やユニットの形状を工夫すれば、さらに放電効率を延ばせそうです。差し当たって次回の実験では100個全てのLEDを点灯させたいと思います。
 今回の実験により、海砂・海水は電気を蓄える充電池として機能する」ことがわかりました。最終的には従来の鉛やレアメタルを用いた充電池に替わるものを開発していきたいと思います。
 
 
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